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野口晴哉


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2018年9月10日 (月)

追悼~さくらももこさんフィーチャーリング~

中学の時、Hさんという残念な女子がいた。もうそれは歩くときの手の指先から残念ぶりを示唆していた。
だから当人も厭世的に周囲と遮断してた。
ブルマーがブカブカだった。男子の容赦ない声がグラウンドでストレートに飛んでは確実に彼女へ収斂していた。
なぜか男子経由でクソを垂れた噂が流れる。トイレだけに。
クラス主力の女子たちから変な空気が流れるから男子がそれを察知するのだ。
女子なのにハンケチを持たない。手を洗うとスカートでギュッギュッと拭くのだ。
一度なんか寒い日、わたしの席は教室の出入り口付近にあったのだが座ってると彼女が入って来るなり水滴のついた手をやにわにピッピッと弾くもんだから飛沫が顔面に付く!。唇に付く!。少し口の中入る!。
うつ伏せのように手の甲の上にアゴを乗せてたのが運のつき。
「ヒィィ」と驚いていると堂々とした小走りで早々と自身の席へ去っていった。
まさかクソ垂れて来たんでは?と疑ったが、まぁいいか。となった。
ただ、いまだに覚えてる時点でまぁいいかとはなってないんだろうけど。
そんなワイルドな彼女は先生たちからは一目置かれていた。
作文や川柳がコンクールで入選するからだ。
中3の時学年通信か何かで彼女の川柳が載ってたのを読んだ。
字面が目玉をズルンと向けさせる作品で内容も彼女の奥底に潜むアイデンティティーに直接触れるかのような生々しさだった。
「お前らもホントはこんなん考えてるんやろっ」抉(えぐ)るようなメッセージを突き付けるもんだから単純に青春を満喫したい大多数の我々からしたら身も蓋もない気分になる。
まぁ大多数は学年通信の川柳は見もしないのだが。
あいつ、もし、作家になってたらビビるよなぁ。
今となってはその川柳の内容も忘れている。

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