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野口晴哉


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2019年8月 4日 (日)

大気圏外中。

降下途中、敵の砲撃で俺だけ飛ばされ着地点から大幅に遠ざかる。

他の隊員も目視と簡易レーダーで指揮官が飛ばされたことは知ってる。

降下直後の無線ないし個人の端末の使用は禁じてたが無線からは俺を呼ぶ声がひっきりなしに立て続けに入る。

「無線は切れ。エアカーテンを使い伏せろ。ライトラインを無駄打ちするな。」と一部の兵士にだけ伝えた。

無線以外の方法で。

信じないだろうがテレパシーでバドウェアとヒックスに意思疎通出来るんだ。

猛者の集まりが禁止の無線使うということ。

それは深刻な戦局不利を示している。

重ねて収斂型ライトラインに絶大な信頼を寄せる大半の部下達。

収斂型を所持してないのは収斂ユニット非対応の旧型バトルライフルを愛する変人バドウェアとヒックスだけ。

弾薬使う俺は変人越えてるが。

驚異の非収斂率。

パンカーのバドウェア。しのいでくれ。

敵の戦闘ロボットを生身の兵士が潰す事を「パンクさせる」と表現する。

一人で複数の戦闘ロボットをパンクさせた兵士は「パンカー」の称号を与えられ一目置かれるが一瞬のタイミングのずれで焼け焦げるか体が平らになって地面にへばりつく。

ライトラインが正式採用になってレミントンやイギリスのメーカー除き、名だたる銃器メーカーが影を潜めて替わりに台頭したのが日本のパナソニック。

家電で中国にシェアを奪われるまえは洗濯機とか作ってたメーカーが。だ。

日本が武器製造輸出の規制を完全撤廃してからはシェア独占している。どうやら中国も模倣出来ないようだ。

アメリカ人アーマライト社の社員を押し退けてパナソニックの社員証ぶら下げた日本人が基地を練り歩き自社のアサルトライフルをレクチャーする様はまるで家電の使用説明してるかのようだし将校と歓談してる光景はなんとも気持ち悪い。

そんなこと思い出しながら砲撃で損傷したエアカーテンや給水ユニット、擬態スーツと防弾液らを廃棄した。



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